住宅性能にこだわる家づくり1
みなさんこんにちは。
さて、今回から村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
住宅性能にこだわる家づくりについてのアレコレさまざまなことです。
良い住宅と聞いて何を思い浮かべるかは、十人十色、人それぞれだと思います。
デザインのきれいな住宅、自分や家族のライフスタイルに合った住宅、使い勝手のいい住宅、
何十年も住むことを見越して、部屋と廊下の間に段差がないようなバリアフリー対策をしている住宅などなど、
さまざまあることでしょうが、今回お話しさせていただくのは、住宅性能にこだわったお家のことです。
住宅の性能と言われても、あまりピンと来ないかもしれませんが、
たとえば、近年頻発する地震に対しても負けない強さであったり、
無駄なエネルギーの消費を軽減させる省エネルギー性であったり、
あるいは、遮音性など、いわばその住宅のステータスやスペックのようなものです。
なのでどうしても、わかりにくかったり、外から判断しにくいものなのですが非常に重要なものです。
わかりやすい例を挙げれば、上記したように地震やその他の災害に備えるための構造耐力というものがあります。
地震や強風、大雪などが起きた時の倒壊のしにくさや、損傷の受けにくさのことです。
また、災害と切っても切り離せない関係の火災に対しての安全性も住宅性能のひとつでしょう。
安全に避難できるための、燃え広がりにくさや避難のしやすさ、
延焼被害を想定して、隣の住宅が火事のときの延焼のしにくい構造など。
自分や家族の安全を守るためにもこだわっておきたいものですよね。
そのほかにも、もっと日常瑣末なものでは、配管の清掃や補修のしやすさというのも住宅性能です。
水道管やガス管、排水管といった配管類は一般に故障箇所を修理し、
直して使うと言うよりも、新品のものに取り替える工事がほとんどです。
なので、配管の点検や清掃のしやすさ、故障してしまった配管の補修工事のしやすさなど、
維持管理や更新への配慮の利きかたも住宅としての性能です。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。