T様邸耐震リフォーム工事


完成:1階広縁
<工事概要>
構造:木造2階建 昭和38年建築(築56年) 土壁、土葺瓦屋根
工事内容:
1階広縁・物入(基礎補強・内壁補強7カ所(かべ大将)、柱頭柱脚金物補強)、柱補強、筋かい補強、水平構面補強(構造用合板)
2階広縁・物入(内壁補強3カ所(かべ大将)、柱頭柱脚金物補強)、梁新設、水平構面補強(鋼製火打)
1・2階外周部:床・壁・天井断熱リフォーム
基礎クラック補修2カ所
上部構造評点:補強前0.14 → 補強後0.37

北方町にて木造住宅の耐震リフォーム工事をさせていただきました。
耐震工事を建物全体で行うと理想的ですが住まい方やご予算、建物全体のバランスを考えて一番弱い箇所を中心に補強しました。

耐震改修で基礎補強する際、耐力壁部分の基礎だけでなく耐力壁が角の場合は耐力壁長さ+1.8m(=2.7m)、耐力壁が角でない場合は耐力壁長さ+耐力壁両側各0.9m(=2.7m)補強する必要があり、今回もこの法則に従って基礎補強しました。
1階下屋部分は2階耐力壁に掛かる力を1階耐力壁に伝える為に1階天井裏に構造用合板で水平構面補強をしました。
既設筋かいは「かべ大将」と合算できますが角の壁であったりすると強すぎてしまうのでN値計算して合算しても強すぎないヶ所は金物補強し、強すぎるヶ所は筋かいをカットし適正でバランスの良い補強を心掛けました。

また、築56年経っていたため壁の土に隙間ができ冬はとても寒かったので耐震リフォームを機に断熱リフォームも同時に施工しました。
基礎補強するヶ所は床を取替えないといけないのでついでに床に断熱材を敷き込みました。
壁の外周部や2階天井も断熱材を充填したので、冬暖かく夏は涼しくなりました。
着工前:1階広縁
差し筋アンカー:施工状況
配筋完了
聚楽塗壁撤去
天井撤去
水平構面補強:金物補強
水平構面補強:下地取付
水平構面補強:構造用合板張
天井目透し板張:施工状況
柱脚金物:ホールダウン30KN
かべ大将:下地取付
かべ大将張