K様邸耐震補強工事

完成
K様邸耐震補強工事
木造2階建土壁土葺瓦 昭和52年築
補強壁数:1階 18ヶ所、2階 2カ所
上部構造評点:0.40 ⇒ 0.82(0.70以上及び家具の転倒防止策)
弊社のご近所のK様邸の耐震補強工事を行いました。
K様邸は岐阜市の補助金を利用し、上部構造評点0.70以上での補助金満額の84万円助成されました。
本来であれば上部構造評点1.0(現行建築基準法の評点)以上とする必要がありますが
国が現行建築基準法の7割の耐力でも認めているので、K様邸ではご要望により0.70以上となりました。
国は0.70以上を認める代わりに家具の転倒防止策を条件としました。
具体的には家具と天井の間に突っ張り棒を設置したり、家具と柱などを金物で固定することをいいます。
耐震補強方法は外廻りを中心に行い、足りない分は一部押入で対応しました。
ちょうど外廻りのリフォームもお考えでしたので、耐震補強工事と兼ねたプランにしました。
外廻りで補強を行う利点は、住まいながらの工事でも煩わしさが最小限で済むこと、
留守中でも工事が可能なこと、工事費を抑えられることです。
土壁の場合の一般的な補強方法は土を撤去しなくてはいけませんが、
K様邸では土を撤去せずに補強できるニチハ㈱社製の「あんしん かべ強化(間柱なし仕様)」を使いました。
「あんしん かべ強化」は土壁を撤去しないで施工できますが耐力壁の柱には柱頭柱脚金物を取付けないといけないので、
L型の金物やホールダウン金物を取付ける耐力壁の耐力計算には土壁の耐力はゼロで計算しました。
また「あんしん かべ強化」は内壁下地材ではないため、内壁補強の際は土を撤去し
大建工業㈱社製の「ダイライト かべ大将」を使用しました。
「ダイライト かべ大将」を張る所に梁がなかった為、新たに梁を設置しました。
耐震補強とリフォームを兼ねる事ができ、安心と快適な生活を過ごしていただけることでしょう。
木造2階建土壁土葺瓦 昭和52年築
補強壁数:1階 18ヶ所、2階 2カ所
上部構造評点:0.40 ⇒ 0.82(0.70以上及び家具の転倒防止策)
弊社のご近所のK様邸の耐震補強工事を行いました。
K様邸は岐阜市の補助金を利用し、上部構造評点0.70以上での補助金満額の84万円助成されました。
本来であれば上部構造評点1.0(現行建築基準法の評点)以上とする必要がありますが
国が現行建築基準法の7割の耐力でも認めているので、K様邸ではご要望により0.70以上となりました。
国は0.70以上を認める代わりに家具の転倒防止策を条件としました。
具体的には家具と天井の間に突っ張り棒を設置したり、家具と柱などを金物で固定することをいいます。
耐震補強方法は外廻りを中心に行い、足りない分は一部押入で対応しました。
ちょうど外廻りのリフォームもお考えでしたので、耐震補強工事と兼ねたプランにしました。
外廻りで補強を行う利点は、住まいながらの工事でも煩わしさが最小限で済むこと、
留守中でも工事が可能なこと、工事費を抑えられることです。
土壁の場合の一般的な補強方法は土を撤去しなくてはいけませんが、
K様邸では土を撤去せずに補強できるニチハ㈱社製の「あんしん かべ強化(間柱なし仕様)」を使いました。
「あんしん かべ強化」は土壁を撤去しないで施工できますが耐力壁の柱には柱頭柱脚金物を取付けないといけないので、
L型の金物やホールダウン金物を取付ける耐力壁の耐力計算には土壁の耐力はゼロで計算しました。
また「あんしん かべ強化」は内壁下地材ではないため、内壁補強の際は土を撤去し
大建工業㈱社製の「ダイライト かべ大将」を使用しました。
「ダイライト かべ大将」を張る所に梁がなかった為、新たに梁を設置しました。
耐震補強とリフォームを兼ねる事ができ、安心と快適な生活を過ごしていただけることでしょう。

(土壁:既設のまま)



「ダイライト かべ大将」下地板取付

「ダイライト かべ大将」張

柱交換用パイプコーナー 取付

「あんしん かべ強化」張

