リノベーションとは
リノベーション(耐震補強編)
■before:部分的に筋交いが2箇所だけ設置してあります
■after:外壁面に全面的に耐力面材で補強。大建工業ダイライトMS
リノベーション(リフォーム編)
■before:和室6帖。土壁に繊維壁仕上げ
■after:LD7帖(タタミコーナー付)。杉板張り+漆喰塗壁
リノベーションする価値
中津川市K様の場合
【ご両親が造られた家を娘夫婦に残す】
K様は昭和35年に両親が苦労して建てられた家を取り壊すことなく、娘夫婦に家を譲り残したいと思われました。
その背景には当時Kさんはけして裕福ではなかった家庭環境を思い出され、とても壊す気にはなれませんでした。なぜなら、当時両親が、苦心して材料を集めて親類の大工に頼み、一度に全部は完成できなかったので、徐々に完成させた家造りを行っていたことを忘れてみえませんでした。この家を壊したら両親の思いや、家族との思い出もなくなると考えておられました。
K様に私共はリノベーションの提案をさせていただきました。なぜなら、K様の思い出も残せ快適で安心して暮らしもしていただけると思ったからです。提案の内容は今後30~40年間心地よく快適に安心して住む事ができるように、耐震補強とリフォームを同時に行う必要がある事、耐震補助事業、税制面の優遇処置等を説明させていただきました。説明をお聞きになられたK様は思い出と建物を残せ快適に暮らせるならと私共の提案を受けられ工事することを決意されました。
当社ならではのリノベーション
デザインビルド(設計施工一貫)
当社は耐震設計と耐震工事の両方を行う、デザインビルドを採用しています。
設計施工を一貫することにより次のメリットがあります。
- ・責任の一本化
- 設計と施工を一貫して行うことにより責任の所在が一本化され、設計側又は施工側への責任転嫁されることがありません。
- ・ご要望の反映
- お客様のご要望をお聞きし反映させる為に、打合せに時間をかけます。女性一級建築士ならではの奥様目線での計画や提案を重ね設計します。
また、打合せた事項は漏れが無いように打合せ記録を毎回作成しお客様に確認していただき、施工へ反映させる仕組みがあります。 - ・設計料
- 設計監理料が他設計事務所の1/2程度ででき、全体の工事費用が抑えられます。
- ・工事期間の延長問題
- リノベーション工事期間中に予期せぬ変更があったとしても、耐震補強計算を即座に行い現場に即答できる仕組みがありますので、工事期間が必要以上に伸びることはありません。実績がある工事なので自社大工も手馴れております。
スケルトン方式の見積り
住宅価格を透明にします。
当社は原価を公開しています。見積書には工事原価と利益を別々に提示させていただいております。原価を提示することにより掛け値なしの工事費用を把握できます。
また、改修工事にありがちな数量の増加を見込んだ見積は致しません。改修工事は目に見えない所を行う工事です。隠れた部分の見積もりをするのはプロと言えども至難の業です。通常は使う数量より不足見込み分を多く数量を拾い、使用しなかった部材分は利益に回す事が行われています。当社は最初から必要と思われる数量だけを拾い出します。改修工事中にはあるべきはずの柱が無かったりする場合、柱を足し補強しますが、一本単価の工事原価が見積書に明記しておりますので、追加費用が必要な場合にもご納得していただけると思います。また、変更の際には何がどのように変更があるのかご説明をさせていただきます。
工事記録の提出
- 工事記録をお渡しします。
リノベーション工事は隠れた部分を補強する工事の為、完成後は内部において確認することができません。その為、工事期間中に補強した部分を写真として記録に残します。また、補強した内容においても、補強前と補強後が現行建築基準法に対し建物がどれだけの強さがあるのか数値化した計算書をお渡しいたします。下記に示す事項が工事後にお渡しさせていただく書類です。 - 工程写真/▪︎ 補強計画書/▪︎ 補強図面/▪︎ 補強材料仕様書