会長宅の解体、耐震補強工事
会長宅の解体、耐震補強工事

村瀬建築ブログ

会長宅の解体、耐震補強工事

みなさんこんにちは!新築・改築・リフォーム・リノベーションあなたのこだわりお聞かせください。
村瀬建築㈱ 施工部の内木です。
 
入社してから一か月ほど経ちました。
まだ慣れない事ばかりですが、覚えられることを一つずつ覚えていき、早く仕事に慣れられるように頑張りたいと思います。
 
さて今回は、連日施工させていただいている会長宅の解体、耐震補強工事についてご紹介したいと思います。
この家は建てられたことが50年以上も前ということで、
 

(耐震補強前のようす)

 
このままでは、地震の揺れに対してとても弱く、もしも大きな地震が起きた時に建物が倒壊してしまう可能性があります。
そこで地震力に対して建物を強くするために柱の上下部分にそれぞれ「柱脚金物」、「柱頭金物」というものをそれぞれ設けます。
それにより、大きな揺れに対して、耐えることができます。
 

(柱脚金物を取り付けたあとのようす)

 
とても細かい作業でしたが、正しく取り付けないと金物が効果を発揮しないため、一つ一つ丁寧に取り付けました。
工事が必要な部屋は合計で三か所あり、寝室は土壁だったため少し削って金物を取り付けました。
 

(寝室の金物取付のようす)

 
実際に金物のある建物とない建物では、地震力に対しての強さが相当異なります。
倒壊してしまった際に金物の付けられていない建物は、柱が引き抜けてしまったという事例もあります。
 

(大地震時、柱が引き抜けてしまったようす)

 
こうなってしまわないためにも柱脚金物はとても重要なものなのです。
4,50年前に建てられた建物の多くは、現在の耐震基準を満たしていないものが多くあります。
大地震はいつ起こるか分かりません。
簡単に倒壊してしまわないためにも、ぜひ一度耐震補強について検討して頂ければ幸いです。
村瀬建築では、伝統的な日本家屋をはじめ、ぎふの木を使った新築、改築、リフォーム、リノベーション、耐震診断など住みよい暮らしづくりのお力になります!
また、最近は古民家リノベーション・リフォームもご提案させていただいており、リフォーム工事もさせていただいております!
ぜひお気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2024.05.15 | 新着情報