住宅性能にこだわった家をつくる1
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『住宅性能にこだわった家をつくる!』と題して、家にまつわるさまざまな事柄の中でも住宅性能にフォーカスを絞ったお話です。
ですが正直な話、住宅性能と言われても『なんだ?住宅の性質?能力?』と、あまりピンと来るものではありませんよね。
ですから初回の今回はまず、住宅性能そのもののお話からしていきたいと思います。
住宅性能とは、平たく言ってしまうとそのお家がどういう特徴があり、どの程度の強さがあるか、
つまりは、住宅のステータスのようなものになります。
そして住宅性能を明確化するため、付随して成り立っている制度として住宅性能表示制度なんていうものもあります。
この住宅性能表示制度とは、2000年(平成12年)4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」にもとづき、
同年10月から本格的に運用開始された、良質な住宅を安心して取得できる市場を形成するためにつくられ制度のことを言います。
この住宅性能表示制度があることで、国が定めた基準によって住宅性能を簡単かつ正確に比較することができます。
どういう事かというと、この制度に基づいて住宅性能評価書という住宅性能を分かりやすく表すために数値化したものが発行されますので、
そのデータにより、住宅性能を比較すれば住宅を建設する際、購入する際の指標として活用できるわけです。
なお万が一に、建設工事の請負契約または、売買契約に関するトラブルなどが発生した場合に、
住宅性能評価書が交付された住宅には、指定住宅紛争処理機関に紛争処理を申請することができます。
また、住宅性能表示制度によりはじき出されたデータで、住宅ローンの優遇や保険料の割引きが適用できたりもします。
なので、これから新築注文住宅を建てる、あるいはリフォーム・リノベーションをとお考えのみなさんに、
そんな住宅性能とは、いったいどのような種類があるのかをご紹介していきたいと思います。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたしますね。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。