住宅性能にこだわった家をつくる3
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『住宅性能にこだわった家をつくる!』と題して、お家にまつわるさまざまな事柄の中でも住宅性能にフォーカスを絞ったお話です。
住宅性能とは、平たく言ってしまうとそのお家がどういう特徴があり、どの程度の強さがあるか、つまりは、住宅のステータスのようなものになります。
なので、これから新築注文住宅を建てる、あるいはリフォーム・リノベーションをとお考えのみなさんに、
そんな住宅性能とは、いったいどのような種類があるのかをご紹介していきたいと思います。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたしますね。
今回はも前回に引き続き、住宅性能表示制度が規定している住宅性能の種類についてお話していきます。
③ 劣化の軽減
時間の流れにより、水分・湿気や大気中の汚染物質などの影響を受けて、やむなく発生してしまうのが経年劣化です。
住宅を形作る材料が腐ってしまったり錆てしまうと、当然、住宅としての強度は保てません。
そうなると、住民の安全のためにもそのまま継続して使用することは困難になり、修繕や建替えをしなければなりません。
ですから、月日がたっても土台や柱があまり傷まないようにするための対策が必要になってきます。
木造建築の場合では、主に構造の核となる土台や柱の木材が腐らないようにするための対策すること、
鉄筋コンクリート造の場合では、主に構造を支える柱や梁のコンクリートがもろくならないための対策すること、
鉄骨造の場合では、主に鉄の部分が錆びにくくする対策することがここでの住宅性能になります。
④ 維持管理・更新への配慮
水道管やガス管、排水管というような配管類は、故障や破損のトラブル発生時にその箇所だけを修理修繕し、また使うよりも、
効率よく、早く取り替えなければならないという観点から、新品の配管にまるまる取り替えてしまう工事がほとんどです。
なので、配管の点検および清掃のしやすいこと、また故障・破損してしまった際に配管工事のしやすいことなどがここでの住宅性能になります。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。