住宅性能にこだわった家をつくる4
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『住宅性能にこだわった家をつくる!』と題して、お家にまつわるさまざまな事柄の中でも住宅性能にフォーカスを絞ったお話です。
住宅性能とは、平たく言ってしまうとそのお家がどういう特徴があり、どの程度の強さがあるか、つまりは、住宅のステータスのようなものになります。
なので、これから新築注文住宅を建てる、あるいはリフォーム・リノベーションをとお考えのみなさんに、
そんな住宅性能とは、いったいどのような種類があるのかをご紹介していきたいと思います。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたしますね。
今回も前回に引き続き、住宅性能表示制度が規定している住宅性能の種類についてお話していきます。
⑤ 温熱環境(省エネルギー対策)
住宅室内で冷房や暖房の使用量を削減しながら、なおかつ、夏は涼しく冬は暖かく快適に過ごすために、
住宅の構造躯体である壁や窓などに効率の良い断熱措置を施し、できる限り少ないエネルギーで効果的に冷暖房おこなうこと、
また、化石燃料により生み出されるエネルギーの使用を抑制し、自然エネルギーを用いることによって、
地球規模での環境問題としてきわめて重要な温室効果ガスの発生抑制を図るという観点から、
冷暖房、換気、給湯、照明などを省エネ設備にしたり、太陽光発電などの創エネルギーが使われていることがここでの住宅性能になります。
⑥ 空気環境(シックハウス対策・換気)
建築の際に使用する接着剤等から発散された有害成分が、シックハウスの原因のひとつとされています。
そのため、接着剤が使われている建築資材の数を把握し、建築が完了した時点での空気中の化学物質の濃度などを測定すること、
また、健康的に暮らすためには換気が必要不可欠なので、換気設備がきちんと機能するように整えられていることがここでの住宅性能になります。
⑦ 光・視環境(窓の面積)
生活をする上で、住宅全体があまりにも暗い環境では不便ですし、視覚に負担をかけ健康的ではありません。
そのため、最低限の明るさを確保するように窓が効果的な配置や大きさで設けられていること、
また、照明によって、生活する上で必要な光が得られていることなどがここでの住宅性能になります。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。