免震について考える5
みなさんこんにちは。
村瀬建築株式会社さんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。
さて、今回から村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、免震についてのアレコレさまざまなことです。
近年でも大きい地震が相次ぐ、世界でもまれに見る地震大国、私たちの住むこの日本において、
地震による建物が受ける被害をなるべく小さくしようとする試みというのは、非常に重要なことです。
なので、ぜひ免震について知っていただきたいと思います。
全五回を予定していますのでよろしくお願いいたします。
今回は、免震装置の種類についてお話したいと思います。
免震装置には、アイソレーターとダンパーと呼ばれる装置が使われています。
アイソレーターは、建物を支え、地震が発生した際に建物に及ぶ揺れをできるだけ軽くするために、
建物をゆっくりと移動させることによって、建物にかかる地震のエネルギーの衝撃を受け流す機能を持つ装置です。
では、いくつかアイソレーターの種類をご紹介しましょう。
まずは、積層ゴム。積層ゴムは、ゴムと鋼板が交互に重なっている免震装置で、
地震発生時には、ゴム特有の柔軟性によって、地震の揺れを水平方向に出来る限り穏やかに移動させ、
鋼板の頑強さによって、建物をしっかりと支え安定させ、地震の揺れを建物に伝わらないように受け流します。
次に、すべり支承。すべり支承は、低摩擦のすべり材とよばれる特別な表面処理をされた板が、
建物の柱のすぐ下に設置されていて、これが相手材とよばれる板の上をすべることによって、
地震の揺れを建物に伝わらないように受け流してしまいます。
そして、転がり支承。転がり支承は、地震発生時に軸受けであるボールベアリングが、
十字型やキ型、井型のレールに沿って転がり移動することで、地震の揺れを建物に伝わらないように受け流します。
つづいて、ダンパーの種類をご紹介します。
ダンパーは、アイソレーターのように地震が発生した際に建物に及ぶ揺れを、
できるだけ軽くするための装置です。
ダンパーには、オイルダンパー、鋼材ダンパー、鉛ダンパーなどの種類があります。
それぞれ、オイルダンパーはオイルの粘性を、鋼材ダンパーと鉛ダンパーは金属の延性などを利用して揺れを止めます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
――最後にブログ制作者をご紹介させていただきます。
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