古い家を木材を使ってリフォームいたしませんか?2
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『古い家を木材を使ってリフォームいたしませんか?』と題した、
村瀬建築さんがおこなわれるリフォームやリノベーションに関するアレコレについてのお話です。
どんなにキレイなものでも、年月を経て劣化してしまうのは自然の摂理であり仕方のないことです。
お家も古くなってくると、アチラコチラで傷みが出てきてしまうものです。
日本古来から親しまれている木材でのリフォームをしてみてはいかがでしょうか。
世界最古の木造建築である1,400年前に建てられた奈良県の法隆寺を見てもらってもわかる通り、
ずっと昔から今現在まで変わりなく、日本は木材で建築をおこなってきました。
それは木材が建築物にとって、そして日本の風土にとっても相性がいいからです。
では、なぜ建築物にとって木材というのが相性がいいのか?
その謎を紐解くには木材の特性というものを知る必要があります。
木材というのはほかの資材と比べてみて、とても丈夫であり、
なおかつ、長い期間にわたり、その状態をほぼ原形のまま残し機能し続けてくれます。
これが、建築物と木材の相性の良さのひとつです。
たとえば、木材と同じ重さのほかの資材をさまざま比較してみると、
曲げの強さにおいて木材は、鉄の約15倍・コンクリートの約400倍であるとされていますし、
圧縮強度(圧縮荷重に対する1平米あたりの耐力)において木材は、鉄の約2倍・コンクリートの約10倍、
引っ張り強度(材料に引張り力が加わったときの材料の強さ)において木材は、鉄の約4倍・コンクリートの200倍以上であるとされています。
このように数字の上でも木材は、建築物にとって相性がいいということになります。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。