日本家屋の屋根改修工事
日本家屋の屋根改修工事

村瀬建築ブログ

日本家屋の屋根改修工事

みなさんこんにちは!新築・改築・リフォーム・リノベーションあなたのこだわりお聞かせください。
村瀬建築㈱ 施工部の渡邊です。
 
今回は、先日施工した日本家屋の屋根改修工事の様子についてご紹介いたします。
 

工事させていただいた日本家屋

 
昔ながらの日本家屋で、瓦や屋根もしっかりとしていましたが、屋根の納まりに問題がありました。
増築された平屋の屋根と2階の壁が平行でなく、通常あるはずの谷樋もなかったため、屋根と壁の取合い部に上から流れてくる雨水が侵入し、そこから雨漏れが起きていました。
 

施工前(雨漏れ侵入箇所)

 

施工前(壁際の様子)

 
壁際に水が浸入しているため、雑草が生えています。
 

施工前(壁際に水が浸入し、雑草が生えている様子)

 
そこで今回は、壁際に雨水が浸入しないよう、板金でカバーする改修工事を行いました。
まず瓦をめくり、木下地を取付けました。
 

木下地の様子

 
木下地には、水に強いヒノキ(岐阜県産材)を使用しています。
木下地の取付後、瓦との取合い部に漆喰を詰めました。
これにより、雨水が内部に侵入しないようにしています。
 

瓦と木下地取り合い部に漆喰を詰めた様子

 
その後、野地板合板を取付け、ガルバリウム鋼板の板金でカバーしていきます。
壁際には防水のためシーリングを打設し、雨水が瓦の下に侵入しないようにしました。
 

野地板合板を取付けた様子

 

完了(板金でカバーした様子)

 
日本家屋の雰囲気を損なわないよう見た目にも配慮し、ギングロの板金を使用しました。
 
村瀬建築では、伝統的な日本家屋をはじめ、ぎふの木を使った新築、改築、リフォーム、リノベーション、耐震診断など住みよい暮らしづくりのお力になります!
また、最近は古民家リノベーション・リフォームもご提案させていただいており、リフォーム工事もさせていただいております!
ぜひお気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2024.04.26 | 新着情報