木のぬくもりを感じる家づくり2
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『木のぬくもりを感じる家づくり』と題して、村瀬建築さんの木を使った家づくりについてのお話です。
日本では古来より、建造物の主要な構造部分、枠組み柱や梁などのを木材で組み立てる木造建築が愛されてきました。
自然からつくられた素材ならではのぬくもりで、そこに住む人を魅了してくれるのが木造建築です。
なので、今回から木のぬくもりを感じられる家づくりをするにあたってのいろいろな事柄を、
木材の特徴やメリットなどを取り上げながら、木造建築とはどういうものなのかということをご紹介していきます。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたしますね。
今回は、初歩的なお話として木造を含む3種類の建築構造について説明していきます。
建築物の構造は、大きく分けて3つの種類にカテゴライズすることができます。
まず、鉄筋コンクリート建築であるRC構造。
RC構造とは、枠型を鉄筋でつくり、そこにコンクリートを流し込んだものを柱や梁など構造部分に使用する建築様式です。
鉄筋は引っ張る力に強く、コンクリートは圧縮に強いという特徴があり、この二つの特徴が合わさったものがRC構造になります。
つぎに、鉄筋鉄骨コンクリート建築であるSRC構造。
SRC構造とは、ベースとしてはRC構造と似ているのですが、基本となる骨格部分にH型鋼などの鉄骨を使用しているところが大きく異なります。
鉄骨を加えることにより、RC構造の特徴にプラスして、鉄骨の特徴であるしなやかさが組み合わさります。
そして最後に、今回のテーマでもある木造建築です。
木造建築とは、その名の通り建築物の主要な構造部に木材を使用したものをいいます。
おもな工法に、柱を立て、梁を水平に渡し、そこに斜めに交差させて筋交いを入れる日本古来の工法、木造軸組工法や、
柱や梁で構造を組み立てずに2インチ×4インチの角材で枠をつくり、そこに面材を合わせパネルにし、
壁(四面)と、床・天井(二面)の六面体の構造で家を建てていく海外式の工法である、
木造枠組壁工法(2×4【ツーバイフォー】と呼ばれることもあります)などがあります。
ちなみに、日本の住宅のおよそ7割が木造軸組工法で建てられているとのことです。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。