木のぬくもりを感じる家づくり3
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『木のぬくもりを感じる家づくり』と題して、村瀬建築さんの木を使った家づくりについてのお話です。
日本では古来より、建造物の主要な構造部分、枠組み柱や梁などのを木材で組み立てる木造建築が愛されてきました。
自然からつくられた素材ならではのぬくもりで、そこに住む人を魅了してくれるのが木造建築です。
なので、今回から木のぬくもりを感じられる家づくりをするにあたってのいろいろな事柄を、
木材の特徴やメリットなどを取り上げながら、木造建築とはどういうものなのかということをご紹介していきます。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたしますね。
今回も、木造建築についてさまざまな事を掘り下げていきたいと思います。
前回もお話しましたが、建築物の構造は、
RC構造(鉄筋コンクリート建築)・SRC構造(鉄筋鉄骨コンクリート建築)・木造建築の三種類に分けることができます。
ここで、気になるコスト面なのですが、RC構造、SRC構造に比べて木造建築がダントツで建築する際のコストが低いです。
場合によっては、二倍以上の建築コストの差が出るなんてこともあります。
その理由として木材が安価で手に入るということもあるでしょうが、木材は加工しやすいという点が挙げられます。
鉄筋や鉄骨はそもそも素材として強度が高いため、加工する時にどうしても手間がかかってしまいます。
つまり、鉄筋や鉄骨を加工するためには、それに応じた機材や設備が必要になり、やむなく費用がかさんでしまうのです。
この木材の加工のしやすさというのは、新築の時だけでなくリフォーム時にも有効に働き、
上記の通り、木造の方がRC構造、SRC構造よりも加工がしやすいのでリフォームもおこないやすく費用も安く済みます。
その上、木材の方が材料が軽いため、現場での運搬や作業がスムースに進み、それが建築コストを抑える要因にもなっています。
またこの利点により木造建築であれば、奥まった土地や狭い土地、自由が利かないような変わった敷地であっても、
RC構造、SRC構造に比べ建築しやすくなり、その際の建築コストも格段に低くおさまります。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。