木材の外壁材について
皆様こんにちは、社長の村瀬です。
今回は木材を外壁材に使用しましたので、その様子をお伝えします。
一般的に外壁材に使用される材料としてサイディングやガルバリウム鋼板やモルタル塗り材があげられます。
それぞれ耐久性や防火性能もあり良い素材であると思われます。
今回の工事で木材を使用した理由ですが、古民家にデザイン的によく合うと思いました。
木材だと腐ったり、燃えたりするのではないかと心配されますが、使用場所を特定すれば長持ちする材料だと思います。
2001年施工した外壁に木材(杉材)を使用した実例。
2001年に杉板を使用して22年経過しましたが、塗替えの塗装無しで現在も使用されています。
庇が無い所もあり雨掛になっていますがノーメンテナンスで使用されています。
古来、家の外壁は漆喰塗か木材による板張りが主流であったと思われますが、現在ではサイディングやガルバリウム鋼板を使用した外壁が主流になっています。
流行がある為に施工された当時のパターン模様が修繕する時には無い可能性が高い為に部分的に取り換えようと思うとできない事が予想されます。
何十年後も修繕可能な木材の板張りにすることも視野に入れながら使用していきたいと思います。
塗装前の杉板(幅300㎜ 厚さ15㎜)
施工中の様子(釘は真鍮製を使用しています。)
村瀬建築では耐震診断・耐震改修・リノベーションができます。
古民家にお住まいの方でリノベーションをお考えの方は是非ご相談ください。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
2024.03.07 | 新着情報