村瀬建築が教える!木材の良さとは?2
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『村瀬建築が教える!木材の良さとは?』と題した、村瀬建築さんの木材を使った家づくりのアレコレについてのお話です。
木材は日々の慌ただしさの中で、ほっと一息つけるような居心地のいい住空間を作ってくれます。
なので、木造建築についてのいろいろな事柄を、村瀬建築さんのこだわりやサービスを参照させていただきつつ、
木材の良さとは、どういうものなのかということをご紹介していきます。
前回のブログでもお話しましたが、古くからわれわれ日本人は木造建築を親しんできました。
世界最古の木造建築であると言われている奈良県の法隆寺は607年(推古15年)に創建され、
以後現在に至るまで、1,400年もの間、悠然とかまえその姿を誇っています。
木材の利点として、その軽さと比強度の高さがあげられます。
比強度とは、強度を密度で割った値のことです。普通、引張強度を密度で割った値を比強度としています。
単位重量当たりの強度が高いということで、すなわち、軽い割には高強度であるということです。
つまり木造建築は、基礎部分が比較的にむだが無く簡単なものでも済むことということになります。
しかし、そんな木材にも良い点があれば悪い点もあり、もちろん弱点もあって、
木材は繊維方向(木目の向き)の強度は高いのですが、繊維直角の方向の強度は低いとされています。
それはどういうことかというと、木材は粘り強さがなくもろい破壊をおこす可能性があるということです。
ですが、もちろんこれにも対応策があり粘り強さの補強として、
釘やボルトの変形、木材のめりこみなどで接合部をつくり粘り強さを確保することができます。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。