耐震について考える3
みなさんこんにちは。
村瀬建築株式会社さんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。
さて、みなさんに村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、耐震についてのアレコレさまざまなことです。
近年でも大きい地震が相次ぐ、世界でもまれに見る地震大国、私たちの住むこの日本において、
地震による建物が受ける被害をなるべく小さくしようとする試みというのは、非常に重要なことです。
なので、ぜひ耐震について知っていただきたいと思います。
全五回を予定していますのでよろしくお願いいたします。
地震と一言で言っても、その地震動(揺れ方)には2つ種類あります。
建築物が地震力を受けると、それぞれ、上下もしくは、左右にゆさぶられることになります。
まず、上下に大きく動く揺れ方を『縦ゆれ』といいます。
そして、左右に大きく動くゆれ方を『横ゆれ』といいます。
耐震設計と言うと、この『縦ゆれ』『横ゆれ』、どちらの揺れに対しても頑丈に対応し、
負けないような強固な造りをしなければいけないように感じますが、実際はそうではありません。
建築物が倒壊してしまうときの状況を想像してみるとわかると思いますが、
横倒しになると言うより、何か上から力がかかっているかのように、建築物がグシャっとつぶれますよね。
地球には、重力がありますから質量は上から下に向かいます。
建築物は、建物自身の重量であったり家具や人など、上から下への力を常に受けており、
それをしっかりとふまえて設計されています。
つまり建築物というは、そもそも縦ゆれに関しては頑丈な造りになっているのです。
ですので、縦ゆれの地震力によって建築物がつぶれることはあまり考えられません。
問題は、横ゆれなのです。
建築物を支えている柱や壁は、横ゆれにより横からの大きな力が加わると、
建築物の重量やさまざまな重量を支えきれなくなって、傾き倒れたり折れたりしてしまいます。
そして、建物全体がグシャっと倒壊するのです。
したがって、耐震設計では、地震を縦ゆれよりも横ゆれの力としてとらえます。
なので、横ゆれによる横からの地震力をいかに防ぐのかが、耐震設計では重要になってきます。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
――最後にブログ制作者をご紹介させていただきます。
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