耐震性能を考えた新築の家づくり1
みなさんこんにちは。
さて、今回から村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
耐震性能を考えた新築の家づくりにあたってのアレコレさまざまなことです。
不測の地震による建物が受ける被害をなるべく小さくしようとする試みというのは、非常に重要なことです。
みなさんも、もちろんご存知のことであると思いますが、
私たちが暮らしているこの日本はよく『災害大国』などと呼ばれたりしています。
それは、諸外国に比べて、日本の国土や環境は地震、津波、台風、
またそれらに誘発される大雨、洪水、土砂災害など、災害による被害が多い国だからです。
実際に、全世界196カ国で災害によってもたらされた被害金額のうち、
一割以上にあたる11.9%が日本の災害被害金額となっています。
このように、数字の面で見ても日本は諸外国に比べて災害の割合が高く、その被害も甚大な国です。
災害の中でもとくに、地震の発生回数、またそれによる被害は顕著であり、
とくに、2011年3月11日の東日本大震災以降のここ数年、
毎年のように、震度6以上のいわゆる大地震が頻繁に発生しています。
財団法人国土技術研究センターの調べによると、日本の国土の面積は全世界のたった0.28%しかありません。
しかし、全世界196カ国で起こったマグニチュード6以上の地震の5分の1にあたる、
20.5%が日本で起こっているというデータがあります。
そんな地震大国でもある日本において耐震性能の重要性や需要は、近年、高まり続けています。
なので、こちらのブログで住宅における耐震についてぜひ知っていただきたいと思います。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。