木を使った家づくりなら村瀬建築3
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『木を使った家づくりなら村瀬建築』と題した、村瀬建築さんの家づくりのアレコレについてのお話です。
村瀬建築さんのこだわりやサービスを参照させていただきつつ、木造建築とは、どういうものなのかということをご紹介していきます。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
今回は、木材が本来持っていいる調湿効果についてお話していきます。
木造建築にあって、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造にない有用性であり大きな違いの一つには、
木材が本来持っていいる調湿効果があげられます。
日本は、昔からよく四季の豊かな国であると言われており、春夏秋冬、それぞれの季節のコントラストがはっきりしています。
なので、気温の高低差はもちろんなのですが湿度にも高低差があり、
日本の夏は湿度が高くジメジメとしていて、冬は湿度が低く肌がパリパリになるほど乾燥します。
そんな寒暖差や湿度の高低差が大きい国で生活していくには、やはり快適な気温や湿度を保ってくれる住宅がいいですよね。
そこでキーワードになってくるのが、木材の調湿効果というもので、
無垢の木の柱では、およそ4リットルを吸放湿できると言われています。
夏のように湿気の非常に多い時季には、空気中の水分を木材が吸い込んでくれるため、
湿気を緩和して、結露やカビの発生を抑え、さっぱりとさせてくれます。
また、室内の空気が乾燥する冬になると、逆に木材の中に蓄えられていた水分を空気中に放出して、乾燥に対抗してくれます。
これは、木材が自然のものなので建材として加工されてしまっても、しっかりと生きていて機能するということです。
このような木材の特性を活かして設計、建築できるという点も木造建築のメリットであり、
木材がより快適な住環境を築き上げるお手伝いをしてくれます。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。