玄翁の柄交換
玄翁の柄交換

村瀬建築ブログ

玄翁の柄交換

みなさんこんにちは!新築・改築・リフォーム・リノベーションあなたのこだわりお聞かせください。
村瀬建築㈱ 施工部の渡邊です。
 
突然ですが、みなさんは”玄翁”という道具をご存じですか?
玄翁(げんのう)は大工が使う金づちのことで、作業の上では必須の道具です。
今回はその玄翁の柄が割れてしまったので、新しい柄に交換しました。
 

玄翁(げんのう)

 

柄が割れてしまった様子

 

木の繊維に沿って裂けるように割れています

 

玄翁の頭を外した様子

 
玄翁の柄には樫(かし)の木が使われていることが多いですが、山桜や黒檀(こくたん)など様々な種類があります。
今回は、グミの木の柄を選びました。
 

左がグミの柄、右が樫の柄

 
グミの柄は見た目は黄色っぽく、衝撃を吸収してくれるため、打撃の際に手に響きにくい特徴があります。
また手触りも良いので、使っていく内に手になじんでくれるのではないかと思います。
 

玄翁の穴に合わせて加工しています

 

完成!

 
これから使っていく内に、どんな風に手になじみ、色合いが変わっていくのか楽しみです!
玄翁をはじめ、手道具は大工にとっては必需品なので、きちんと手入れをして大切に使っていきたいですね。
 
村瀬建築では、ぎふの木を使った新築、改築、リフォーム、リノベーションなど住みよい暮らしづくりのお力になります!
お気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

2023.06.09 | 新着情報