2015.3.12. S様邸 手刻み
2015.3.12. S様邸 手刻み

村瀬建築ブログ

2015.3.12. S様邸 手刻み

みなさん、こんにちは!
今回はS様邸の手刻みの状況と手刻みをする理由をご紹介をします。
最初にS様邸の状況を紹介します。

 
 

始めに柱にある切欠き等を施工してから長さを切っていきました。

 
 

機械を使い柱頭・柱脚にほぞを付けていきました。

 
 

ほぞに番付と面取りを行いました。

 
 
同様の施工方法で小屋束を施工しました。
 
次に手刻みをする理由を説明します。
私たちは、プレカットに勝つという目標で作業を行っています。
手刻みは、木の性質を活かし家自体を長持ちすることが出来たり、
技術の伝承等の利点があります。
しかしプレカットよりも施工等で時間がかかってしまう等のデメリットもあります。
このようなデメリットを解消するために弊社では、
墨付けの際、型板等を使い正確で同じ大きさにできるようにしたり、

 
 

場所や金物を一つ一つ把握するのは大変なので予め柱に付けておいたり、
 
 
2階部分のダイライトを取付けやすいように梁・桁に下地材を打ったりして時間短縮を心掛けています。

プレカットに負けないように日々努力しています。

2015.03.24 | 新着情報