2019.5.27 フルハーネス講習
2019.5.27 フルハーネス講習

村瀬建築ブログ

2019.5.27 フルハーネス講習

皆さんこんにちは堀がお伝えします。
 
今回全員で、フルハーネス型墜落防止用器具特別教育の講習を受けてきました。
今まで我が国で高所作業において使用されていた<安全帯>のうち銅ベルト型の墜落時の内臓損傷や胸部等の圧迫による危険性が指摘され、国内でも銅ベルト型の災害事例が確認されていました。
また、国際規格等でも、着用者の身体を肩、腰部、腿などの複数個所で保持するフルハーネス型が採用されています。
 
このようなことから、これまでの<安全帯>は<墜落制止用器具>と名称を変更され、6.75mを超える高所での作業には、フルハーネス型の墜落制止用器具を使用しなければならない事とされました。
 
さらにフルハーネス型の墜落制止用器具を用いる業務に従事する者に付いては、安全の為の特別の教育を行わなければならない事とされましたので 5月20日に、那加クレーンセンターで受講しました。
午前に、基礎知識と関係法令の講習を受け午後に、実際の器具を用いて装着方法や、実際に墜落したらどんな状態になるかを体験し、その際、各ベルトの締め方が緩いとどんな状態になるかも体験させてもらいました。
 


装着の仕方

  


2本のフックをかけて足場上の移動

  


墜落し状態

  


ベルトが緩いとどうなるか

 
ベルトが緩いと胸部分のベルトが上に上がり首がしまったり、フルハーネス型墜落制止用具が外れてしまう恐れやうまく荷重が分散しない事が分かりました。
省エネ・断熱・バリアフリーなどのリフォーム、リノベーションをお考えの方はご依頼をお待ちしております。

2019.05.28 | 新着情報