2020.02.20.百楽社宅新築工事
2020.02.20.百楽社宅新築工事

村瀬建築ブログ

2020.02.20.百楽社宅新築工事

みなさんこんにちは社長の村瀬です。
今回は百楽社宅新築工事の木工事をお伝えさせていただきます。
この社宅は若手大工に技術の伝承を目的として手刻み加工をします。
現在では機械加工のプレカットが主流ですが、時代に逆行するような事ですが手刻み加工をすることにしました。
私は4代目になる大工をしています。(現在はもっぱら社長業ですが・・・)
村瀬建築はこの地域で明治8年から大工業をしてきました。
曾祖父が大工を始め私のお爺さんんも父も大工でした。
この所、木材の使われ方や技術の伝承をどうしていくかを課題にしておりました。
機械プレカットでは木材が上下逆に使われていたり、梁の裏表が逆に使われていることがあります。
手刻み加工すると柱や梁は適材適所に使われ、大工を魂が込めた家づくりになります。
若手大工は手刻み加工の機会を失われ、大工が墨付けをして家を建てられなくなっています。
村瀬建築はこれからも大工が魂を込めた家づくりをしていくために技術の継承をしていきたいと思います。

写真は若手大工に間竿という物指をつくり墨付けしている様子を撮影しました。
 

 

 

 

2020.02.20 | 新着情報