木のぬくもりを感じる家づくり1
みなさんこんにちは。
さて、今回、こちらの村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、
『木のぬくもりを感じる家づくり』と題して、村瀬建築さんの木を使った家づくりのアレコレについてのお話です。
自然からつくられた素材ならではのぬくもりで、そこに住む人を魅了してくれるのが木造建築です。
日本では古来より、建造物の主要な構造部分、枠組み柱や梁などのを木材で組み立てる木造建築が愛されてきました。
それは今なお続いており、鉄筋やコンクリート構造の建築物が多く見られるようになった現代においてもその存在感は圧倒的です。
その証拠に日本にある住宅の主要な建築構造といえば木造建築であるというほど、圧倒的なシェアを誇り、
新築住宅のほとんどが木造建築によって建てられ、現在日本に既存する住宅のなんと約8割以上、9割近くが木造建築であるといわれています。
古来から現代にいたるまで、なぜ日本では木造建築がここまで親しまれてきたのでしょうか。
たとえば、日本と同じく古い文化を持つヨーロッパの歴史的建造物を思い返してみると、
おおよそ、石造りで屋根だけが木造の建造物、あるいはレンガ造りの建造物ばかりです。
一方、日本の歴史的建造物はと言うと、現存する世界で最も古い木造建築として有名な法隆寺や、
奈良の大仏様が鎮座している世界で最も大きな木造建築である東大寺などなど、やはり木造建築ばかりです。
日本がただやみくもに木造建築を愛してきたわけではなく、これにはそれ相応の理由があります。
その理由として日本がとても自然が豊かな国であり、森林に恵まれていて、木材に困らなかったことが挙げられますが、
もう一つ大きな理由に、日本の風土と木材のもつ特徴との相性の良さが挙げられます。
なので、今回から木のぬくもりを感じられる家づくりをするにあたってのいろいろな事柄を、
木材の特徴やメリットなどを取り上げながら、木造建築とはどういうものなのかということをご紹介していきます。
全五回を予定しておりますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたしますね。
今回は、この辺で。また次回に続きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。