村瀬建築ブログ

耐震について考える5

みなさんこんにちは。

 

村瀬建築株式会社さんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。

 

さて、みなさんに村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、耐震についてのアレコレさまざまなことです。

近年でも大きい地震が相次ぐ、世界でもまれに見る地震大国、私たちの住むこの日本において、

地震による建物が受ける被害をなるべく小さくしようとする試みというのは、非常に重要なことです。

なので、ぜひ耐震について知っていただきたいと思います。

全五回を予定していますのでよろしくお願いいたします。

こちらのブログでこれまで4回にわたり、

建築物やその中にいる人々におよぶ被害をできるだけ防ぐ耐震設計についてお話して来ましたが、

耐震設計と並んで、近年注目されている耐震診断についてお話させていただきます。

ここ数年間で、日本における耐震工事の重要性の気運は高まり、

それにともなって、耐震設計と耐震診断も注目されています。

この耐震診断というのも、その目的は耐震設計と同じく、

二つとも、その建築物がどれほどの耐震性能を有しているかを評価するものさしとなるものです。

耐震設計と耐震診断は、似たような性質をもっており、その歴史も同じくらいに古いものです。

この二つをおおまかに説明すると、

耐震設計は、これから建てる建築物について、耐震性能を施すために行なうもので、

法律で求められている耐震性能をきちんと満たすよう、構造的な計画や設計をすることです。

また、建築基準法により、耐震設計の最低基準は定められております。

一方、耐震診断は、すでに建っている建築物について、どの程度の耐震性能なのかを診断して、

建築物の補修補強が必要かどうかを判断することにより、補強計画をたてるときの参考材料にします。

耐震診断の評価基準になっている耐震性能の目標や数値などは、

現在の耐震設計基準の考え方を基礎にして作られています。

耐震診断で建築物の耐震性能をはかる際に用いる視点はさまざまあります。

その建築物の劣化のスピードなども、もちろん考慮されます。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

――最後にブログ制作者をご紹介させていただきます。

 

村瀬建築株式会社さんのブログってどんな会社が書いているの?

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会社の売り上げをもっと向上させたい方に、“ほんとうの売り上げをあげる秘訣を教えている”のが私たちT-laboです。

ホームぺージ制作はもちろんのこと、広報企画や保守メンテナンス、SEO対策・アナリティクスを使ったセッション率・直帰率・ユーザー行動等を調べたアクセス解析等もおこなっています。

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2019.04.24 | 新着情報

2019.4.19 ZEH

みなさん、こんにちは!市川です。
今年は桜の開花から長く楽しめていますね。山の方ではまだ桜が見ごろなのではないでしょうか?
ゴールデンウィークが10連休という方が多いと思います。みなさん楽しまれるとよいですね。
 
昨年4月にもZEHについてご紹介いたしました。
昨年度の実績を公表する時期となっております。
平成30年度の実績のご報告致します。
 
まずは、ZEHとは何かというおさらいです。
ZEHとはNet Zero House(ネット・ゼロ・エネルギー)の略なんです。
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは?
「住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅」のことを指します。
政府は「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年まで新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」としています。
※標準的な新築住宅とは、戸建て新築注文住宅の過半数を占める住宅のことです。
※新築住宅の平均とは、新築住宅のエネルギー産出量と消費量がプラスマイナスゼロになる状態の地域が日本全国平均的に分布することです。
 
<村瀬建築(株)ZEH普及実績>
2016年度(H28)…0%
2017年度(H29)…0%
2018年度(H30)…0%
 
平成30年度はZEHを採用する住宅はありませんでしたが、ZEHの普及目標を策定し、さらなる高品質な住宅の供給に取り組んで参ります。
 
<村瀬建築(株)普及目標>
 
2019年度(H31)…40%
2020年度(R2)…50%
 
ZEHの条件とは?
ZEHとはわかりやすく言うと、住宅で消費するエネルギーと、生み出すエネルギーの差が正味(ネット)でゼロとなる住宅のことです。ZEHの実現には以下の3つのポイントがあります。
高い断熱性:躯体や窓の断熱性を上げることによりエネルギーの流出・流入を抑えます。 
設備の省エネルギー性:照明のLED化、高効率なエアコンや給湯設備を使い、エネルギー消費を抑えます。
省エネ:太陽光発電や蓄電システム等を用いてエネルギーを創ります。
 
ネット・ゼロエネルギー・ハウス(支援事業)とは?
ZEH支援事業とはZEHとなるような高品質な住宅対して補助を行う事業です。ZEHを満たすような設定を行い、申請をすることで補助金を受けることができます。(予算の都合上、性能の良い順に申請が受諾)されるため、ZEHの基準を満たして申請すれば必ず助成が受けられる仕組みとはなっていません)
ZEHの補助金を受けるには「ZEHビルダー」として登録された会社によって住宅が建築・販売さることが条件となっています。
(詳細はこちらをご確認ください→https;//sii.or.jp/zeh28/)
 
ZEH支援事業も興味のある方はぜひ当社までお問い合わせください。
 

 

2019.04.22 | 新着情報

2019.4.17 消費税10%後のメリット

みなさん、こんにちは!設計部の平工です。
今日は今年10月から引き上げられる消費税10%後の住宅所得メリットをご紹介します。
 
政府は4つの支援策を打ち出しました。
 
①住宅ローン減税の控除期間が3年延長!
(建物購入価格の消費税2%分減税(最大))
 
②すまい給付金が最大50万円!対象者も拡充!
(収入に応じて10万~40万円の増額)
 
③新築最大35万円相当、リフォーム最大30万円相当の
 次世代住宅ポイント制度!
 
➃贈与税非課税枠は最大3,000万円に拡大!
 
 
新築でもリフォームでもメリットがいっぱいあるので
この機会に、ZEH住宅・省エネ住宅・リノベーション・断熱リフォーム・バリアフリーリフォームなどご検討いただき、ご用命の際は是非、創業明治8年、老舗の村瀬建築㈱にお任せください!
 

 

 
<お知らせ>
関市のマーゴにて期間限定で出店いたします。
4月17日(水)から4月22日(月)
場所 マーゴ2階 メガネのアイガン横
    関市倉知516番地
是非、お気軽に遊びにきてください。

2019.04.17 | 新着情報

耐震について考える4

みなさんこんにちは。

 

村瀬建築株式会社さんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。

 

さて、みなさんに村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、耐震についてのアレコレさまざまなことです。

近年でも大きい地震が相次ぐ、世界でもまれに見る地震大国、私たちの住むこの日本において、

地震による建物が受ける被害をなるべく小さくしようとする試みというのは、非常に重要なことです。

なので、ぜひ耐震について知っていただきたいと思います。

全五回を予定していますのでよろしくお願いいたします。

前回のブログでは、横ゆれによる横からの地震力をいかに防ぐのかが、

耐震設計では重要になってくると言うお話をさせていただきました。

ということは、横からの力に負けないような耐震性の高い住宅にするには、

単純に、横からの力が働いても倒れないように対抗すればよいわけです。

建築物を構成している部位で、横からの力に対抗できる要素を持っている部位は壁です。

力の働きと同じ方向、つまり横からの力と平行方向に壁があればその壁が、

まるで、つっかえ棒のような役割を務めてくれて建築物の倒壊に対抗してくれます。

この様な地震に対抗できる壁のことを、耐震壁といいます。

建築物と言うのは、基本的には箱のように、壁が集合して出来ているようなものなのですが、

それらすべての壁が耐震壁なのかというと違います。

何かしらの力を受けたらすぐに変形してしまうような弱い材質の壁や、

薄い壁、大きな穴が開いているデザインの壁などは、耐震壁ではなく普通の壁です。

耐震壁が建築物の耐震要素としての役割を果たし、その能力を発揮するためには、

壁の周りの柱や梁(フレーム)と壁が一体化してなくてはいけません。

つまり、地震発生時にその建築物と壁が一緒に揺れることが重要なのです。

建築物が揺れているにもかかわらず、壁が揺れていなければ、

抵抗が生まれ、力が集中しやすくなるので、地震力が吸収されず、建築物は破損します。

ですが、建築物と壁が一緒に揺れるようにすれば、地震力は一点に集まらずに逃げて行き、

地震による破損をできる限り食い止めるよう機能してくれます。

 

今回は、この辺で。また次回に続きます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

――最後にブログ制作者をご紹介させていただきます。

 

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2019.04.16 | 新着情報

耐震について考える3

みなさんこんにちは。

 

村瀬建築株式会社さんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。

 

さて、みなさんに村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、耐震についてのアレコレさまざまなことです。

近年でも大きい地震が相次ぐ、世界でもまれに見る地震大国、私たちの住むこの日本において、

地震による建物が受ける被害をなるべく小さくしようとする試みというのは、非常に重要なことです。

なので、ぜひ耐震について知っていただきたいと思います。

全五回を予定していますのでよろしくお願いいたします。

地震と一言で言っても、その地震動(揺れ方)には2つ種類あります。

建築物が地震力を受けると、それぞれ、上下もしくは、左右にゆさぶられることになります。

まず、上下に大きく動く揺れ方を『縦ゆれ』といいます。

そして、左右に大きく動くゆれ方を『横ゆれ』といいます。

耐震設計と言うと、この『縦ゆれ』『横ゆれ』、どちらの揺れに対しても頑丈に対応し、

負けないような強固な造りをしなければいけないように感じますが、実際はそうではありません。

建築物が倒壊してしまうときの状況を想像してみるとわかると思いますが、

横倒しになると言うより、何か上から力がかかっているかのように、建築物がグシャっとつぶれますよね。

地球には、重力がありますから質量は上から下に向かいます。

建築物は、建物自身の重量であったり家具や人など、上から下への力を常に受けており、

それをしっかりとふまえて設計されています。

つまり建築物というは、そもそも縦ゆれに関しては頑丈な造りになっているのです。

ですので、縦ゆれの地震力によって建築物がつぶれることはあまり考えられません。

問題は、横ゆれなのです。

建築物を支えている柱や壁は、横ゆれにより横からの大きな力が加わると、

建築物の重量やさまざまな重量を支えきれなくなって、傾き倒れたり折れたりしてしまいます。

そして、建物全体がグシャっと倒壊するのです。

したがって、耐震設計では、地震を縦ゆれよりも横ゆれの力としてとらえます。

なので、横ゆれによる横からの地震力をいかに防ぐのかが、耐震設計では重要になってきます。

 

今回は、この辺で。また次回に続きます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

――最後にブログ制作者をご紹介させていただきます。

 

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2019.04.08 | 新着情報

2019.4.6 Y様邸車庫新築工事

みなさまこんにちは。新築・リノベーションなら村瀬建築!社長の村瀬です。
今回は設計中ではありますが車庫新築工事の様子をお伝えします。
 
車庫と言えども高さ4m、間口7m、奥行き8mの約56㎡もある鉄骨平屋建てです。柱の太さは25cm角で鉄骨の重量もかなりありますので建物が傾かないように安全な建物を造ることが設計するにあたり大切な事です。
安全な建物を造るには基礎が大事です。
そこで今回は地盤調査の様子を写真で伝えます。
 

 
地盤調査の試験方法はスウェーデンサウンディング試験を採用しました。
この試験方法は鉄の棒の先端スクリュー加工した物を地下に押し込んで土の抵抗を調べるという試験方法です。
主に鉄骨の柱が立つ4か所と建物中央の1か所の計5か所で試験を行います。
土の支持力によって基礎の形が変わってきます。そして基礎だけで建物の重量が支持できない場合は杭などを地中に打ち込み建物を支持させます。
 
このように村瀬建築では新築するにあたり安全である根拠を確立させて設計を行っています。
 

 
私、村瀬も試験立会い土の抵抗が鉄の棒(ロッド)に伝わる音を聞き、そして先端についた土の土質を確かめました。
経験上、この試験に立ち会うと大体この土地がどんな地質で抵抗がどのようなものになっているかわかるようになりました。
 
肌で感じるって大事です!そして後ほどから地盤測量会社から地盤測量データと合わせ基礎形状を決めていきます。
今回は鉄骨造なので構造計算を専門に行っている構造設計士に依頼して大きさを決めてもらいます。
このように建物を建てるにはまず安全であることを確かめる調査をすることが重要です。
これからも安全な建物を造っていきますので、新築、耐震補強をしたリノベーションのご要望なら村瀬建築にお任せください。

2019.04.06 | 新着情報

耐震について考える2

みなさんこんにちは。

 

村瀬建築株式会社さんのブログを書かせていただいております、岐阜県岐阜市のコンサルティング会社T-laboです。

 

さて、今回から村瀬建築さんのブログでお話させていただきたいのが、耐震についてのアレコレさまざまなことです。

近年でも大きい地震が相次ぐ、世界でもまれに見る地震大国、私たちの住むこの日本において、

地震による建物が受ける被害をなるべく小さくしようとする試みというのは、非常に重要なことです。

なので、ぜひ耐震について知っていただきたいと思います。

全五回を予定していますのでよろしくお願いいたします。

前回に引き続き今回も、耐震設計についての詳しいお話をしていきたいとおもいます。

前回のブログでも軽くお話しましたが、地震大国の日本においては、

地震は起きてしまうものだということを前提にして、耐震設計はおこなわれます。

なので、建築物を耐震設計する場合では、その建築物が使用に当てられている期間内に、

数回起こるであろう可能性のある、中規模の地震に対しては大きな損傷はしない程度、

多少建築物に亀裂が生じても、使用上支障をきたさないように設計します。これを、1次設計といいます。

ちなみに中地震とは震度5程度のもので、80~100ガルであるとされています。

なお、一般的に建築物が大きな被害を受けるであろう地震の強さは、100ガル以上であると言われています。

そして、その建築物が使用に当てられている期間内に一度起こるか起こらないかレベルの、

いわゆる大地震に対しては、居住者のいのちを守ることを最優先しなくてはなりませんので、

人命の安全を確保しすみやかな避難をするため、

建築物の崩壊、転倒を起こさないように設計します。これを、2次設計といいます。

ちなみに大地震とは震度6~7のもので、300~400ガルであるとされています。

つまり耐震設計は、大地震に対しては倒壊しないのであれば、ある程度の損傷は許容しており、

万が一、地震によって建築物に大きな破壊や損傷を受けたとしても、

その中にいる人々の安全だけは、損なわれないようにすることが求められます。

 

今回は、この辺で。また次回に続きます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

――最後にブログ制作者をご紹介させていただきます。

 

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2019.04.02 | 新着情報