村瀬建築ブログ

地蔵堂奉納のお手伝い

みなさん、こんにちは!
新築・改築・リフォームなど、あなたのこだわりお聞かせください。
村瀬建築㈱ 設計部 平工です。
 
今回は村瀬建築㈱が代々お付合いをさせていただいているお客様からのご依頼でお地蔵さまのお堂の建替えのお手伝いをさせていただきました。
今までのお堂がいつ造られたかわかりませんが、お地蔵さまは江戸時代からのようで歴史の重みを感じました。
お地蔵さまは前掛けが施されていたりお花などお供えされていたり、地域の皆様がとても大切にされていることが伝わってきました。
 

【建替え前】皆様の尊びを感じます

 

【建替え前】先代お堂さま、長い間お疲れ様でした

 
新たなお堂建設の参考にさせていただくために先代のお堂は弊社工場にお迎えしました。
地域の皆様が違和感を覚えないように、なるべく先代に近づくように制作させていただきました。
柱や梁などの骨組みを組立てる方法も釘や金物を使わず柱の先端をほぞという名称の凸形に削り、柱を受ける土台と梁にはほぞ穴を掘って昔ながらの工法で組立てました。
 

ほぞ加工の様子

 

組立の様子

 
先代お堂のように長い年月の間、お地蔵さまをお守りできるように、屋根は耐久性の高いカラーガルバリウム鋼板、柱や梁はもちろん、腰壁や屋根下地の野地板までも全て、総桧造りです!
 

総桧造りのお堂が完成しました!

 
さあ!いよいよ、設置しよう!とセッティングしたまではよかったのですが、木の株に当たってしまったり、設置する石垣が水平でなかったりとちょっとしたトラブルがありましたが、綺麗に納める事が出来ました!
 

男性3人掛かりでていねいにお運びさせていただきました!

 

木の株の調整中~

 

無事納めることが出来ました!

 
この先何十年、何百年と、地域の皆様のお役に立てると思うと感慨深く、尊いお仕事をさせていただきました。ありがとうございました。
 
村瀬建築㈱では、ぎふの木を使った新築・改築、リフォーム・リノベーションなど暮らしの様々なご依頼やご相談・お困りごと解決のお手伝いをさせていただきます!お気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2022.05.26 | 新着情報

初めまして

みなさん初めまして!
今年の四月に入社しました、村瀬建築(株) 施工部の長井です。
 
まだまだ分からない事ばかりなので、社長や社員のみなさんに教えてもらいながら作業をしています。
将来一人前の大工になる為に一生懸命頑張ります!
なので、僕の成長していく姿も見届けていただけたら嬉しいです。
 
今はN様邸新築工事の柱や梁の加工をしています。
梁のほぞ穴加工では、最初に機械を使い、墨に合わせて穴を掘ります。
ほぞというのは、木材を接合する際に一方の材にあけた穴にはめ込むために、他方の材に突起を作ります。その突起ををほぞといいます。
 

機械を使って穴を掘っている様子

 
そのあとに鑿(のみ)という道具を使って穴を綺麗に仕上げます。
 

鑿の写真

 

ほぞ穴

 
次はほぞ作りです。
この時も機械を使うのですが、組み立てた時に隙間が空かないように、墨付けの線ぴったりで切らなければいけないので難しいです。
 
ほぞを作り終えたら、鑿を使って面取りという作業をします。
面取りをするとほぞ穴に差し込みやすくなります。
 

面取りの様子

 

面取り前

 

面取り後

 
まだまだ社長や先輩の様に綺麗には仕上げられないけれど、綺麗に出来るように頑張ります!
 
入社してすぐに、僕がやりたかった加工作業をやらせてもらえて、とても嬉しいです。
他にもまだまだ加工作業はあるので、またブログに載せられたらと思います。
 
村瀬建築(株)では、ぎふの木を使った新築・改築、リフォーム・リノベーションなど暮らしの様々なご依頼やご相談のお力になります!ご気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2022.05.20 | 新着情報

大工作業の様子

みなさんこんにちは!新築・改築・リフォームあなたのこだわりお聞かせください。
村瀬建築 施工部の渡邊です。
 
今回は現在進行中のN様邸新築工事の大工作業についてお伝えします!
現在多くの工務店が木材の加工をプレカット工場にて行っていますが、村瀬建築では大工による手刻みの加工も行っております。
手刻みによる加工では、まず木材の選別から行います!
 

選別の様子

 
木が自然に生えている状態の枝葉に近い部分を末口、根っこに近い部分を元口と呼びます。
柱は末口を上に、元口を下にして使います。
末口・元口の確認が出来た木材は、末口にマーキングをしています。
 

マーキングされた末口

 
梁や桁は木の反り方向を確認します。
今回は柱や梁がよく見える真壁となるため、節や木柄を確認し、◎・〇・△・✖に区分けして、綺麗な面がよく見える箇所になるように厳選しました!
 

区分けされた梁桁

 
木の選別をした後に、ようやく墨付け開始です!
 

墨付けの様子

 
図面を板図に写し、照らし合わせながら行いました。
 

完成した板図

 
墨付けの確認も終わり、現在は手刻み加工の真っ最中です!
これからも進行状況と合わせて、大工作業についてご紹介できればと思います。
 
村瀬建築では、ぎふの木を使った新築・改築、リフォーム・リノベーションなど暮らしの様々なご依頼やご相談のお力になります!ご気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2022.05.10 | 新着情報